ルツ記⑤(!)とペンテコステ、そしてバプテスマ式!
ルツ記の、ルツがユダヤの国で働き始めた季節は、大麦の刈入れのころ。(ルツ1:22)。ルツがボアズに庇護を求めたところは、麦打ち場であった(ルツ記3章)。ですから、ルツが、ボアズに見初められて、結ばれるのは、5月末(6月初)の頃なのだとか。
ユダヤではこの時期は「7週の祭り」で、キリスト教ではそれは「ペンテコステ」の時期。ユダヤでは、この時、ルツ記を読む習わしがあるそうです。そして、神さまが、昔、自分たちにしてくれた憐みと恵みのことを忘れないようにするため、神さまの教えを心に留め、生活に困っている人たちに対して、親切を施すという習わしがあるそうです。
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穀物を収穫するときは、…収穫後の落ち穂を拾い集めてはならない。…これらは寄留者、孤児、やもめのために、残しておかねばならない。(レビ19:9,10、申命記24:19)
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神さまは、ルツのこと、ナオミのこと、ボアズのことも、
全部知っておられる方なんだな~。
みんなのことを愛していて、
困っている人のことを、
助けたいって思っておられる方なんだなあ。
今日から、きっと、
麦畑を見たら、涙ぐんでしまうだろう。
あ~、どうか、今、誰も声をかけないでください。
ルツの落穂ひろいのことを想って、麦畑を見て泣いてるなんて、
誰にも、うまく説明ができないよ・・
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この日曜日、バプテスマ式が行われました。
洗礼を受けられたその方が、水の中から上がってきたとき、
にこやかな笑顔に、包まれていました。
今日、教会に飾られてあった
ひまわりみたいな、すてきな笑顔を見ることができて、
とてもうれしい気持ちになりました。
バプテスマおめでとうございます!