聖霊により教会誕生

この日曜日は、聖霊がキリストの弟子に下り、教会が誕生したことを記念するペンテコステ(五旬節)の日でした。(聖書・使徒行伝2章)

イエスさまは十字架の苦難の後、復活されました。その後、主は、生きておられるという証拠を、弟子たちに、40日にわたって示され、彼らの前で、神の国について話されました。食事を一緒にしている時のこと。イエスさまはおっしゃいました。
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「エルサレムを離れず、私から聞いた、父の約束を待ちなさい。ヨハネは水で洗礼(バプテスマ)を授けたが、あなたがたは間もなく聖霊によって洗礼(バプテスマ)を受けるからである。」(使徒1:4,5)
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イエスさまは、天に昇られた後、白い衣を着た2人の人がそばに立って、イエスが再び来られるという約束をされました。弟子たちや、イエスを主と信じる人々は、オリーブ山をおりて、エルサレムに戻りました。

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彼らは皆、・・・ひたすら祈りをしていた。(使徒1:14)
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イエスさまの、かの受難の時を思い、自らの弱さに向き合い、耐え忍びながら、再臨の祈りを捧げる時であったことでしょう。私たちに何の憎しみも抱かず、神さまにとりなしてくださった、イエスさまの愛を思いながら、人々は、ひたすらに、祈りの時を過ごしたのではないでしょうか。そのような時に、突然の出来事が起こりました。

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五旬祭の日が来て、皆が同じ場所に集まっていると、突然、激しい風が吹いて来るような音が天から起こり、彼らが座っていた家中に響いた。そして、炎のような舌が分かれ分かれに現れ、一人一人の上にとどまった。すると一同は聖霊に満たされ、霊が語らせるままに、他国の言葉で話しだした。(使徒2:1~4)
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これは余談ですが、昨晩、子どもが、期間限定の英語教室に出かけて行きました。
「突然、英語がしゃべれるようになって帰ってこないかな・・」なんて、期待しましたが、
そういうことは、もちろんなかったです。

話を戻します。

父の約束されたものとは、聖霊のことでした。

エルサレム巡礼に来ていたさまざまな国出身の信仰厚いユダヤ教徒たちは、ガリラヤの人々が自分たちの母国語で神の偉大な業を話していることに驚きました。弟子たちによる、この小さな集まりから、最初の教会の誕生した時でありました。

聖霊を受けると、私たちに、力が与えられる。

私たちは、水による洗礼も与えられましたが、

この、ペンコステの日に与えられた、聖霊の力により、

主について証しする機会を、

現在進行形で、与えられています。

神さまは、わたしたちを、ひとりひとり、

ユニークな存在としてお造りになられた。

神さまが、「良し」とされた、ひとりひとりには、

イエスさまに出会った、ユニークな証しがあります。

聖霊の導かれるままに、今週も、

おひとりおひとりが、神様から託されていることが、

あらわされていきますように。

このようにして、地上に神の国を現される主に、

感謝しつつ、期待して、

祈っていきたいです。

【今週のみ言葉】
「すべて神の御霊に導かれている者は、すなわち、神の子である。」(ローマ8:14)