聖霊と火とによるバプテスマ

この日曜日は、2000年前、聖霊がキリストの弟子たちに下り、教会が誕生したことを記念するペンテコステ(五旬節)の日でした。(使徒行伝2章)

聖霊が注がれた弟子たちは、主の証人として、世に出ていきました。

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バプテスマのヨハネは、当時、エリヤの再来だと思われてユダヤの人々から注目されていた。ユダヤの宗教指導者に悔改を迫ったり、悔改のしるしとして人々にバプテスマを授けたりしていた。そして、自分の後から来られるイエスさまのことを伝えるときに言いました。
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「わたしのあとから来る人はわたしよりも力のあるかたで、・・・このかたは、聖霊と火とによっておまえたちにバプテスマをお授けになるであろう。 また、箕を手に持って、打ち場の麦をふるい分け、麦は倉に納め、からは消えない火で焼き捨てるであろう」(マタイ3:11,12)
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先週私は、玄米を白米にするために精米所に行きました。30キロの玄米を2回に分けて、精米機に入れると玄米があっという間に白くなりました。米を覆っていたヌカはどこへ行ったのかというと、精米機の外にヌカをためておく倉があり、そこに大量のヌカが納められていました。

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「わたしはお前の中から火を出させ、お前を焼き尽くさせた。わたしは見ている者すべての前で、お前を地上の灰にした。」(エゼキエル11:19)
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もし精米所のヌカが、一気に焼き尽くされて灰になって風で吹き飛ばされてどこかに行ったとしたらびっくりする。

けれど、神さまは、火の中で、いつも私たちを練り清められて、不純物を灰にしておられる。

主に持ち運ばれやく灰とされ、風に乗って、どこかで用いられるなら、

以前不純物であったことも、決して無駄ではないように思う。

頑なな心が柔らかくなることを願う。

不純物が除かれ、新しい心でもって、生きることが出来ますように。

【今週のみ言葉】
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わたしは彼らに一つの心を与え、彼らの中に新しい霊を授ける。わたしは彼らの肉から石の心を除き、肉の心を与える。(エゼキエル11:19)。
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