神さまとの対話

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神はモーセに「私はある。私はあるという者だ」と言われ、また、「イスラエルの人々にこう言うがよい。『私はある』という方が私をあなたたちに遣わされたのだと。」(出エジプト記3:14)
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40歳の時、エジプトから逃げてミデアンの地で羊飼いを40年していたモーセのところに、神さまが現れた。神さまはモーセに、イスラエルの指導者となってエジプトからイスラエルの民を連れ出すことを命じられた。言い訳するモーセであったが、神さまは彼を励まし、イスラエルの人々に、わたしのことは、このように伝えたらよい、とおっしゃった。「私はある」と。

そして、イエスさまも、モーセの時の神さまと同じことを、弟子におっしゃった。嵐の中でイエスが湖の上を歩いて近づいて来られて、弟子が「幽霊だ!!」と恐怖で叫んだ時のこと。
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「安心しなさい。わたしだ。恐れることはない。」(マタイ14:27)
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「わたしだ」、「わたしはある」。

わたしがここにいるから、恐れなくてもいいんだよ・・というメッセージ。

この優しいみ言葉を、そのまんま受け取りたい。

モーセと神さまとの対話。神さまから命じられたことに対して、あーだこーだとモーセは言い訳したけれど、親しげに感じた。

モーセは、自分の心にある不安を、全力で神さまに伝えている。

今を生きるわたしたちも、もっともっと、

イエスさまと親しく、1対1の対話を、していったらいい。

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昨年より、ずっと早寝早起きになった。

でも、時々、朝の気配もない時間に目が覚めてしまうこともある。

時計の針が、まだ1時台、2時台を指していると、

あわてて、また眠ろうとする。

がんばって眠ることに努めていたけれど、

神さまとの対話の時間にしてみよう、と思った。