暑い日に思う

ほんとうに暑い日が続くので、毎朝、畑の土が渇ききっています。
身体からも水分が抜けていくのが分かるので、わたしは水路に直接入って(※安全な水位です)バケツに水を汲んでいますが、水のありがたみがよくわかる日々です。


・・イエスは立ち上がって大声で言われた。「渇いている人はだれでも、わたしのところに来て飲みなさい。 わたしを信じる者は、聖書に書いてあるとおり、その人の内から生きた水が川となって流れ出るようになる。」(ヨハネ7:37.38)


わたしを信じる者は、心の内側から潤されていくと、イエスは群衆に言われました。
心が渇ききっていることを、イエスさまはご存知だったから。それはとても耐えられないほどのことだと知っておられたから、だから、神と離れている人たちに向けて、大声で叫ばれたのだ。

イエスさまが与えてくださった、渇くことのない水は、心の内側から、湧き上がってくる。その水はあふれて、周りも潤されていく。

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先日、BS映画で『プレイス・イン・ザ・ハート(Places in the heart)』(1984年)を観ました。舞台は1935年のアメリカ、突然夫を亡くした主人公が、不況の中で家族を養うために奮闘する物語ですが、映画は、主人公家族だけではなく、彼女たちをとりまく近所の人々の日常にもフォーカスが当てられていました。登場人物にはそれぞれ問題があります。ちょっとやそっとでは解決しないことばかり。不安、災害、差別など・・いろいろと押し寄せる現実を、それでも受け止めながら生きる人々の姿が、とても自然に描かれていました。

(内容はあまり書けないですが)聖餐式の場面では、時空を超えて、胸に迫るものがありました。


イエスは言われた。「苦しみを受ける前に、あなたがたと共にこの過越の食事をしたいと、わたしは切に願っていた。(ルカ22:15)


主イエスは、同じ場所にあつまって食事することを望まれた。
聖餐式は、主イエスがわたしのために苦しまれ、わたしはその恵みにあずかったという事実を思い出す時である。一同が共に集まる中で、イエスが私たちそれぞれにしてくださったことを思い出す。その喜びを心に刻んで、1日1日を歩んでいきたいと思います。

【今週のみ言葉】
「求めなさい。そうすれば与えられる。探しなさい。そうすれば見つかる。門を叩きなさい。そうすれば開かれる。誰でも、求める者は受け、探す者は見つけ、門を叩く者には開かれる。」(ルカ11:9,10)