御霊に導かれて


昨日は、聖霊がキリストの弟子たち120人に下り、教会が誕生したことを記念するペンテコステ(五旬節)の日でした。

聖霊を受けた弟子たちは、力を得て、イエスさまの福音を伝える道を歩んでいった。

パウロは、言った。
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すべて神の御霊に導かれている者は、すなわち、神の子である。(ローマ8:14)
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パウロは2回目の伝道旅行で、聖霊の導きを体験した。(使徒15:36~、使徒16:6~10)
この旅の目的は、1回目の伝道旅行で訪れた教会の人々に再び会うことであったが、旅の途中で、聖霊は、たびたび、パウロの行動を制止した。彼はマケドニア(ギリシャ)人の幻を見たことにより、神の導かれる方向を確信した。福音を伝えるためにマケドニアに渡ったのである。

パウロのように、神さまに導かれることが、いろいろあるかと思う。

先週、家族が、スマホを電車の中に落として帰ってきた。忘れ物センターに連絡をしたが、届いていない。届くまで待たなければならないのか、もどかしいな、と思っていたら、私のスマホ内にあるSNSの通知音がやたらと鳴っていた。わたしは3姉妹なのですがその3姉妹でSNSグループを作っていて、私以外の2人が、おもしろ動画の見せ合いみたいなことをしていたのだ。「水を差すようで悪いんだけど、スマホを落とした」と、他の2人にSNSで知らせた。妹たちは、「『スマホ探す機能』、試してみた?」と言った。GPSで失くした居所が分かる機能が、スマホには搭載されているのだった。知らなかった。午後11時、家のパソコンを使って捜索した。スマホの場所、分かった!2つ向こうの県外、車庫の中!車庫の駅に連絡したが、つながらない。「最寄りの駅に行って連絡を取ってもらおう」ということで、夜の12時近く、近くの駅に行った。「捜してもらうので、朝になったらまた寄ってください」とのことで、一旦眠りにつく。朝、駅員さんを訪ねたら、スマホは無事みつかった!月曜の晩に紛失して、土曜の朝に着払いで送られてきた。安堵の朝であった・・。

心配したけれど、神さまの導きがたくさん散りばめられていた、と思えた、感謝な出来事だった。

パウロの話に戻そう。彼は生きていたころのイエスさまを知らなかったが、主の証人として遣わされ、福音を伝え続けた。

聖霊なる神の導きを、感じ取りながら生きることは、クリスチャンの醍醐味のひとつである。2000年経った今の私たちにも、その聖霊は与えられており、イエスさまの心は、私たちの心に、書きつけられている。聖霊の導きに従いながら、今できること、思いやりをもって、やっていきたい、と思う。

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わたしは彼らに一つの心を与え、彼らの中に新しい霊を授ける。わたしは彼らの肉から石の心を除き、肉の心を与える。彼らがわたしの掟に従って歩み、わたしの法を守り行うためである。(エゼキエル11:19,20)。
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