地には平和
主の天使は、イエスの誕生を、最初に羊飼いたちに告げました。
******************************
すると、突然、この天使に天の大軍が加わり、神を賛美して言った。
「いと高きところには栄光、神にあれ、
地には平和、御心に適う人にあれ。」(ルカ2:13,14)
*****************************
天使たちは、この賛美を、羊飼いたちのために歌われた。
人々から忘れられ、貧しさのために、
深夜まで働いていた羊飼いたちこそが、
「御心に適う人」でした。
******************************
今日ダビデの町で、あなたがたのために救い主がお生まれになった(ルカ2:11)。
******************************
今を生きるわたしたちにも、
悲しみや苦しみがありますが、
その苦しみを生きる中で、
「救い主の知らせ」を受け取っています。
誰も立ち入ることのできない苦しみの中に、
神さまは共におられて、
そこから平和をつくりだされる方です。
神の平和は、ひとりの人の孤独の極限に届きます。
天使たちは、羊飼いたちに歌う。
わたしたちも、その歌を受けている。
こうして、救い主イエスさまを心にお迎えして、
神さまとの平和と、人との平和に向かう道に、
わたしたちは、いつも、いつも、招かれている。
そのことを感謝して、救い主の誕生を喜び、
平和への道をお祈りしていきたいです。