地には平和

主の天使は、イエスの誕生を、最初に羊飼いたちに告げました。

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すると、突然、この天使に天の大軍が加わり、神を賛美して言った。
「いと高きところには栄光、神にあれ、
地には平和、御心に適う人にあれ。」(ルカ2:13,14)
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天使たちは、この賛美を、羊飼いたちのために歌われた。

人々から忘れられ、貧しさのために、

深夜まで働いていた羊飼いたちこそが、

「御心に適う人」でした。

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今日ダビデの町で、あなたがたのために救い主がお生まれになった(ルカ2:11)。
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今を生きるわたしたちにも、

悲しみや苦しみがありますが、

その苦しみを生きる中で、

「救い主の知らせ」を受け取っています。

誰も立ち入ることのできない苦しみの中に、

神さまは共におられて、

そこから平和をつくりだされる方です。

神の平和は、ひとりの人の孤独の極限に届きます。

天使たちは、羊飼いたちに歌う。

わたしたちも、その歌を受けている。

こうして、救い主イエスさまを心にお迎えして、

神さまとの平和と、人との平和に向かう道に、

わたしたちは、いつも、いつも、招かれている。

そのことを感謝して、救い主の誕生を喜び、

平和への道をお祈りしていきたいです。