先立つ品性

最近、朝晩は寒くなりました。秋の花がきれいですネ。

【今週のみ言葉】
「破滅に先立つのは心の驕り。名誉に先立つのは謙遜。」（箴言18:12　新共同訳）

心が高ぶっているとき、失敗、破滅の道に向かう。旧約の時代、バビロンに滅ぼされたエジプトがそうであった。（エゼキエル31:1～18）

・・自分の心に高ぶりがあったと気づく時、どんな状態だっただろうか、と思い起こしてみた。もう既に失敗した後のことが多い気がした。

イエスさまの時代の宗教指導者たちは、外側は正しい人に見えながら、心の内は偽善と不法に満ちていた。イエスさまは、彼らの行いを見倣ってはならない、と弟子たちや人々に言われた。
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「・・だれでも高ぶる者は低くされ、へりくだる者は高められる。」(マタイ23：12)
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ワタシいいことしてます、みたいなアピールとか、せんでもいい。そして、失敗は、また、改めたらいい。

自分の小ささに気づき、神の偉大さを知る。自分が、神の愛をじゅうぶんに受けていることを知っていく。・・その過程で、人は、神の御前に、謙遜にされていくのかもしれない。

「慎独」という言葉を知った。
中国の古典『大学』に記されている「君子は必ずその独りを慎むなり。」からきている。「一人でいるときにも行いを慎み、心を正しくする」という意味である。

ある時に、イエスさまは、見てもらおうとして人の前で善行をしないようにと、弟子たちや人々に言われた。
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「・・隠れたことを見ておられる父が、あなたに報いてくださる。」（マタイ6:4）
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いつも、どんな時も、神さまが見ておられる。孤独ではない。うれしいことです。
日々、対話しつつ、ひとりの時間も、感謝をもって過ごしたい。