主は報いてくださる

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神に従う人には良い報いがある。(箴言13:21)
弱者を憐れむ人は主に貸す人。その行いは必ず報いられる。(箴言19:17)
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神さまによって良い報いを受けた人の1人、旧約聖書のルツ記に登場するルツはモアブ人だった。若くして夫を亡くしたが、夫の母ナオミと共にユダヤの国(ナオミの故郷)に帰り、落穂拾いで生計を立て始めた。後に、畑の持ち主ボアズが、ナオミに言った。
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「どうか、主があなたの行いに豊かに報いてくださるように。」(ルツ2:12)
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ナオミはボアズと結婚した。ナオミは、ダビデのひいおばあちゃんにあたる人である。(マタイ1:5,6参照)

知らない国の土地で、姑以外は知らない人達ばかりの中で落穂ひろいをするルツには、大変な苦労があったと思う。落ちてる穂が少ない日もあったかもしれない。割に合わないことばかり起こったかもしれない。でも、ルツは姑さんの信じている主なる神さまを信じていた。神さまは、ナオミを、豊かに報いてくださった。

十字架に架かられる1週間前、イエスさまは、み言葉を語られた。
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わたしに仕えようとする者は、わたしに従え。そうすれば、わたしのいるところに、わたしに仕える者もいることになる。わたしに仕える者がいれば、父はその人を大切にしてくださる。」(ヨハネ12:26)
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わたしたちには「まじめに一生懸命やっているのに、割に合わない、納得がいかない」と思うことがあったりする。
イエスさまは、人の理解を超えたカタチで人の世に来られ、割に合わないという言葉では足りないくらいの、辛い辛い十字架刑を受けられた。人間の理解を超えた犠牲を払って下さった。そのイエスさまが、わたしたちに、「天のお父さんが、主に従う人を報いてくださる」と約束してくださっている。自分が理解の出来る範囲でのみ、神さまを知ろうとしていたのであれば、その思いは手放していくことが大切だ。

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弱者を憐れむ人は主に貸す人。その行いは必ず報いられる。(箴言19:17)
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イエスさまは、伝道中の旅のあいだも、
特に弱さを持っておられる人々を愛されて、
多くの人々を、癒された。

だから、
いつも神さまが知ってくださっていることを受け取って、
神さまと、生きづらさを抱えておられる人のために、
できることをしていきたい。

うまくやろうなんて、思わなくて、いい!
弱さの中に神さまの力が働くことを信じて、歩んでいきたい。