主の促しに
主が私たちを、促しておられる道があると信じる。
一歩一歩進んでいく中で、大切にしたいことを分かち合いました。
・とにかく、GIVE(与える)の精神。
・人の幸せを自分ごとのように喜ぶ。
・ピンチの時こそチャンスと考える。
これらを心に留めて歩んでいきたい。
【今週のみ言葉】
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「私をここへ遣わしたのは、あなたたちではなく神です」(創世記45:8)
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ヨセフ(私)を、
エジプト(ここ)へ遣わしたのは、
お兄さんたち(あなたたち)ではなく、
神です。
この言葉を発したとき、ヨセフは、宮廷全体の主(あるじ)となり、エジプトを治める者(ナンバー2)となっていたのだ。かつて、自分を穴の中に落とした挙句に、エジプトの奴隷に引き渡したお兄さんたちを、もう憎んでいなかった。
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以前、スクールカウンセリングを受けたことがあった。
県内の学校には、スクールカウンセラーと言われる先生がおられて、子どもや保護者が、色々なことを話すことができるのだ。内容は何でもOK、フリースタイル。
私 「誰かと対話している最中、その対話を俯瞰で見ている自分がいることに気づきます。」
先生 「〇〇さん、その状態は心理学でいうところの、「メタ認知」です」
私 「そのような名前があるんですね」
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ヨセフの信仰の姿を想像して、
この時のことを、なんとなく思い出した。
心理学という学問では、そのような呼び名がついているけれど、
物事を別の視点で見つめることは、
大なり小なり誰もが行っていることだろう。
学問の専門用語を聖書に当てはめるつもりはないけれど、
聖書に出てくる人間を見ていると、
今を生きる人々の心にも共通することが、いくつも見つかります。
ヨセフは、どんなに今の状態が悪くても、いつも”最善のことをしてくださる神さま”を信じていた。厳しい現実の中で、神さまだけを信頼していた。彼は、ピンチを(神さまと親しくなる)チャンスと捉えて、生き抜いてきたのだと思う。
誰も頼ることができない状況に立たされることはある。
自分を頼りとすることが、まったく出来ないところまで来たときは、
むしろ、チャンスなのだ、と思いたい。
心の中で、俯瞰で見つめた自分の姿を見たのなら、
そのまんまを、主の前にお伝えしたい。
イエスさまは、ある人たちに、終末のしるしを説いている時に言われた。
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それはあなたがたにとって証しをする機会となる。(ルカ21:13)
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「それ」とは、終末に起こる出来事だった。
しかし、その時こそが、神さまの御業を証しする時なのだという。
誰もが「こんなことが起こらないと良いのに」と思うところを、
わたしたちは、今だ!チャンス!と捉えて良いのだ。
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主の促しに、素直でいたい。
新年・・・〇の部分に、色々と入れてみようと思います。
2023年も、主の御業に期待していきましょう。