主が与えて下さる平安

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主は私の羊飼い。
私は、乏しいことがありません。
主は私を緑の牧場に伏させ、
いこいの水のほとりに伴われます。(詩篇23:1,2)
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ダビデは羊飼いをしていたことがあった。

羊って、目が見えにくくて、群れからはぐれやすいのだという。
伸びた毛は重たいし、お肉もすぐに他の獣に狙われる。かよわい生き物。
だから、羊には、羊飼いの存在が・・自分を守るために、とても大事なのだ。

私は、神さまに導かれる存在。
ダビデは自分を羊にたとえて、主は私の羊飼い、と、歌を残してくれた。

羊たちが、満ち足りた中で過ごす姿が浮かぶ。
水のそばの、草がたくさん生えた牧場に寝転んで、
平和に暮らしている羊たちは、安心して過ごしていることだろう。

イエスさまが十字架にかかられる前夜、弟子たちと最後の晩餐で、このように言われた。
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わたしは平安をあなたがたに残して行く。わたしの平安をあなたがたに与える。わたしが与えるのは、世が与えるようなものとは異なる。あなたがたは心を騒がせるな、またおじけるな。(ヨハネ14:27)
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ー とても苦い経験するとどうなる?

わたしは、もう、あのような経験は2度と嫌だ、と思ってしまう。

ー それでも、苦難が続くときには?

平和な心でいたいとおもう。

イエスさまは、御自分が弟子とお別れすることが分かっていたし、弟子たちが、明日イエスさまに起こることに対して、どのように反応するかも・・ご存知だった。それが分かっていて、「心を騒がせてはいけない、恐れてはいけない」とおっしゃった。イエスさまは、この世のものとは違う平安を、弟子たちに与えてくださったから。

この世の平安とは異なる平安があるのだった。
この平安が、わたしたちにも与えられていることを受け取りたい。
そうか。私たちの魂は、「いたって良好」なのだ。

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主は御名にふさわしく
わたしを正しい道に導かれる。
死の陰の谷を行くときも、
わたしは災いを恐れない。
あなたがわたしと共にいてくださる。(詩篇23:3,4)
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こんなひつじを想像する。

群れからすぐいなくなるひつじ。

今日は、ふかふかの緑の草原で、

お友達のひつじと過ごした。

ころころと転がっているだけで、とても平和だった。

涙が流れていても、平安がある。

夜は草のどっさり生えたところで眠ろう。

川のそばがいいな。