サウルの死を知るダビデ

危機的状況にあっても、主が共におられる。

忍耐の要る中にも、主が共におられる。

旧約聖書には大きな戦がいくつも書かれているし、戸惑うこともあるけれど、

どんな困難な状況の中でも、主への信頼を失わない人々の姿に目を留めていきたい。

ダビデもまた、そのような人のひとりであった。

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ペリシテ軍はイスラエルと戦い、イスラエル兵は…ギルボア山上で倒れた。…この同じ日に、サウルとその三人の息子、従卒、更に彼の兵は皆死んだ。（Ⅰサムエル記31:1～6）
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ダビデはサウル王の死を知った。心の友であった、愛するヨナタンも死んでしまった。
ダビデは、サウル王の死も、ヨナタンの死も、悼み、悲しんだ。

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ダビデはますます勢力を増し、サウルの家は次第に衰えていった。（Ⅱサムエル3:1）
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ダビデには、失敗もするし、行動が行き過ぎるところもあった。

しかし、ダビデは一貫して、主を畏れ、主への信頼を失わなかった。

ダビデ王家とサウル王家の戦は長期化するが、ダビデはますます勢力を増していくのである。

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わたしたちにも、生きていると、いろいろな困難がある、

大切な人を失うことも経験することもある。

以前、出来ていたことが出来なくなったこともある。

ちょっと文字が見えにくくなってきたり、

急に肩が上がらなくなった、膝が痛み始めた等、

身体が伴う悩みも出てきた。

親にパソコンを教えることにイラついていた私が、

今、目の前の子どもにパソコンの事でイラつかれている。・・これはせつない！

また、人間関係においても、

意思疎通がうまくいかない、生きづらい・・など、問題はいろいろです。

そのような中であっても、

ダビデのように、いつも主を信頼していたいと思う。

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わたしを信じる者は・・その人の心の奥底から、生ける水の川が流れ出るようになる。（ヨハネ7;38）
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と、イエスさまはおっしゃった。

イエスさまを信じた、ひとりひとりのいのちは、

このように、日々、新しくされている。

神さまが、勢いを持った川の水のように、

新たな活力を育んでくださっているのだ。

良いものは、そうやって、周りに流れて、活性化していくのだと思う。

どんな小さな行動であっても、

わたしたちは、それぞれが、神さまから受けたものを、

注ぎだしていきたい。

【今週のみ言葉】
「主に信頼し、善を行え。この地に住み着き、信仰を糧とせよ。」（詩篇37:3）