エステル記⑤ このようにしてから


朝焼け。

王妃エステルは、ユダヤ民族救済のために、死ぬ覚悟をもって、クセルクセス王の所に直談判に行きます。
が、その前に、エステルは、あることをモルデカイにお願いしました。

*********************************
「早速、スサにいるすべてのユダヤ人を集め、私のために三日三晩断食し、飲食を一切断ってください。私も女官たちと共に、同じように断食いたします。このようにしてから、定めに反することではありますが、私は王のもとに参ります。このために死ななければならないのでしたら、死ぬ覚悟でおります。」‭‭(エステル記‬ ‭4:16‬)
*********************************

どうかわたしの為に祈ってください、そして、わたしも、祈ります…。
エステルのような謙遜な心、大切だと思う。
わたしたちは、皆、祈りによる支えが必要だ。

病気になった時にわかることがある。
私という人間は、たったひとりでは生きていないということ。
周りのみんなが、支えてくれている。
そういうことを、忘れがちだと思った。

また、エステルは、
養父のモルデカイが今まで自分を育ててきてくれた恩に報いたかったのかもしれない。

一 誰かを活かすために、お役に立ちたい、と思うことはありますか?その思いはどこから来ますか?

お役に立ちたい、と思う。
それは、一緒に喜びたい、という気持ちから来ているかもしれない。
お互いに、祈り合う生活を、していきたいと思う。

「兄弟たち。私たちの主イエス・キリストによって、また、御霊の愛によってお願いします。私のために、私とともに力を尽くして、神に祈ってください。」(ローマ15:30)