わたしは主のはしため
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マリアは言った。「わたしは主のはしためです。お言葉どおり、この身に成りますように。」(ルカ1:38)
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ダビデの子ヨセフと婚約していたおとめマリアに、天使が現れて、イエスさまの受胎を告げたのち、マリアが天使に言ったことばであった。聖霊によって、自分が身ごもったことを、受け入れたのであった。
天使が現れて、自分の身の上に、誰も経験したことのない、神の御わざが、マリアを通して起こされる・・天使とのやり取りの中で、考え込みながらも、そのことを受け入れたマリアはとても素直な、信心深い女性だと思う。マリアの、短い決意の言葉を読むときに、このような素直さが、今の自分にあるだろうか、と、思い返してしまう。
神さまの御心どおりになりますように、わたしをそこに遣わせてください。と、決意した後は、喜びもあり、不安もあるだろう。試練の道だと感じることもある。マリアがそうであったように、だれも踏み入れたことのない未踏の地に、ひとりひとりの人が立っている。神さまが、わたしたち一人一人に歩んでほしい、オリジナルな道があるのだ。
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天使は、マリアに言った。「マリア、恐れることはない・・(ルカ1:30)」
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天使がマリアに言われたように、神さまは、わたしたちをいつも励ましてくれている。愛してくれている。後のマリアには、ヨセフやイエス、子ども達との生活があった。わたしたちも、いまここに、生活をしている。何よりも、神さまの愛と守りの中で生活をしていることを受け止めて、感謝しつつ、歩んでいきたい。
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「恐れることはない、わたしはあなたと共にいる神。たじろぐな、わたしはあなたの神。勢いを与えてあなたを助け わたしの救いの右の手であなたを支える。(イザヤ41:10)」
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