御心のままに

日曜日の夕方、給油のためにガソリンスタンドに行ったら、車でいっぱいでした。週末にガソリンが特売であることを、みんな知っているのです。

サマリアの女(ヨハネ4章)のことを思い出しました。
もし、彼女が今ここにいたとするならば、きっと彼女は、特売日ではなく、平日の真昼間に車を走らせているかもしれないと思いました。彼女は、だれとも話さず、用が済んだら、さっと家に帰る生活をしていたかも?

でも、彼女の、人目を避けて、暑い真昼に井戸に水を汲みに来る彼女の気持ちは、どこか他人事とは思えないところがあります。わたしにも、なんとなく、人が少ない時間帯をわざわざ選んで、行動していたことがありました。

彼女は、サマリア人の女性で、ユダヤ人社会では差別される側の人達でした。加えて、私生活でも、少し人と違うところがあった。彼女は、そんな自分の心を打ち明けることもなく、黙々と、日々の渇きを満たすために、井戸の水をくんでいたことでしょう。イエスさまは、そのような境遇にいた彼女に会うために、イエスさまの方から、出向かれました。イエスさまは、苦しむ人々の、声にならない叫びを、決して、聞き逃されない方です。

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イエスは、(女に)答えて言われた。
「この水を飲む人はみな、また喉が渇く。
しかし、わたしが与える水を飲む人は、永遠に渇くことがない。
それどころか、わたしが与える水は、
その人の中で泉となって、永遠の命に至る水が湧き出る。」

女はイエスに言った。
「主よ、喉が渇くことのないように、
また、ここにくみに来なくてもいいように、
その水をわたしにください。」
(ヨハネ4:13-15)
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サマリアの女は、イエスを救い主と信じて、変えられ、

水がめを置いて、町の人々に福音を伝えに行きました。

彼女の内側に、枯れることのない泉が出来た。

彼女は、その枯れない水を分かち合うために、

自分から、人々の方へ向かって行ったのです。

彼女から福音を耳にした町の多くのサマリア人は、

イエスさまの所に行き、

イエスさまを救い主と信じて受け入れました。

み言葉は、

尽きることのない、枯れない泉として、

わたしたちの中にとどまっています。

イエスさまに出会って、変えられたことの証しや、

イエスさまのみ言葉を、

一緒に分かち合っていくことを、

大切にしたいと思いました。

これからのこと、祈りつつ、

歩んでいこうと思います。

【今週のみ言葉】
「神はみこころのままに、あなたがたのうちに働いて志を立てさせ、事を行わせてくださる方です。」(ピリピ2:13)